ヘナのヘアケア効果について美容師が解説

ヘナのヘアケア効果は高く、くせ毛やダメージといった女性の気になる髪の悩みを緩和させる効果があります。

しかし、なんでもそうですが当然ヘナにもできる事とできない事があり、つるつるさらさらになるサロントリートメントの様な効果ではありません。

□内容
  • ヘナのヘアケア効果について解説
  • トリートメントの効果との違い

この記事を書いている僕は三重県でオーガニックヘナのサロンを現在運営しており、たくさんの方にヘナ施術をさせていただいております。

美容師としての経験とオーガニック美容師としての経験を併せてヘナのヘアケア効果について解説していきます。

ヘナのヘアケア効果とは

ヘナのヘアケア効果について解説していきます。

ヘナのヘアケア効果として、まず得られるものは、

  • くせ毛の緩和
  • ダメージの緩和
  • ボリュームアップ
  • まとまり
  • 活性酸素除去

などです。

これは、あなたの髪の悩みによって効果は微妙に変化してきますが、これらで悩んでいる人が継続してヘナ施術を行っていくと髪の毛は次第にまとまりやすくなり、健康毛のような綺麗な髪に近づきます。

ヘナは髪の空洞を埋める

では、何故そのようなヘアケア効果を得られるかというと、髪の毛の内部にダメージなどでできた空洞を埋めることができるからです。

髪はダメージを受けた時、髪内部で空洞ができます。

これをダメージホールといい、このダメージホールができると髪は親水性になります。

健康毛だと疎水性です。

あなたにも髪が傷んでからなかなか乾かなくなった経験がありませんか?

それは、髪内部でダメージホールと呼ばれる空洞ができ、水が入りやすい状態、つまり親水性になっているから。

ヘナはダメージでできた空洞を埋めるように発色してくれるので、ヘナを継続している髪は健康毛の疎水性になっていきます。

疎水性になることで、ダメージヘアの悩みやくせ毛の悩みは緩和されます。

また、ヘナには汚れを取り除く効果があり、活性酸素の除去も助けます。

活性酸素は従来の白髪染めやヘアカラーでも増えるのですが、色素を作る細胞であるメラノサイトを刺激し、白髪の発生を促進します。

つまり、白髪染めをヘナ染めに切り替えると白髪の抑制にも繋がると考えられます。

トリートメントのヘアケア効果と何が違うのか?

トリートメントも化学物質によって、空洞を埋めることができます。

「じゃあトリートメントでいいじゃん」

となるかもしれませんが、トリートメントには大きな問題を2つ抱えています。

  1. サロントリートメントのほとんどは皮膜のみ
  2. サロントリートメントは傷む

サロントリートメントのほとんどは皮膜のみ

サロントリートメントでいう内部補修とは、ケラチンの穴埋めのことを言います。

ですが、トリートメントした後ってさらさらつやつやになりますよね?

ケラチンの代替物を埋めたところで、髪本来のものではないので手触りは全くよくなりません。

美容室として消費者が求めているものって結局手触りなんです。

美容師もその日の仕上がりがゴワゴワの状態でお客様を帰すなんて違和感がある方も多いんじゃないでしょうか?

つまるところ、結局サロントリートメントのサラサラ感というのは内部に栄養を補給したからではなく、皮膜によるものなんです。

サロントリートメントは傷む

これを聞くと今まで髪の為に思ってやっていた人からすると泣きたくなると思いますがこれが決定的です。

皮膜ってつまり、髪表面をコーティングして覆ってしまうわけなのですが、髪を傷めます。

お化粧で言うファンデーションをイメージするとわかりやすいですが、表面からコーティングしてさらさらにしてしまうトリートメントは髪の呼吸を封じ込めてしまうのです。

髪の呼吸というと僕たちが酸素を取り込み二酸化炭素を排出するようなものではなく、水と空気の出し入れのようなものです。

髪の機能を封じ込めてしまうのです。

トリートメントには他にも言いたいことがありますが、それはまた別記事で詳しく解説します。

ヘナは髪の土台作り

トリートメントをファンデーションで例えましたが、ヘナを例えるならば化粧水などの土台作りのようなものです。

一発で仕上がりを完璧な状態にしていくことはできませんが、長期目線で考えると驚くほどに扱いやすくなります。

ヘナとは髪を傷ませない為の選択肢

いろいろ書きましたが、ヘナにはおしゃれな色や外国人カラーのような多彩な表現はできません。

そういったカラーリングを楽しみたい人にはヘナは不向きです。

ですが、それらには必ずダメージが伴います。

髪の毛は傷んだら元には戻らないのです。

手触りがよくなるトリートメントも現状を取り繕うものにすぎず、今現在傷んだ髪を復元する方法は化学的に存在しません。

つまり、ヘナとは傷ませない為の選択肢でもあり、髪の悩みを取り除くための方法でもあります。

「そこまで明るい色じゃなくてもいい」「白髪染めをしているけど違和感が」など今現在悩みを抱えている方はご相談いただければと思います。

ヘナは万能ではありませんが、「傷ませない」選択をしたあなたの髪はきっと綺麗な美髪になりますよ。

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